「歩いていたら不動産投資の勧誘を受けた」
「実際にどんな話をされるの」
このブログでは、「不動産投資の営業を受けた体験談」を紹介していきます。
僕が不動産投資を受けたのは、2018年の夏。
僕の会社には、定期的に投資用マンションの電話営業が来ていました。
「御社にお勤めの方にマンション経営のご紹介をしています」
「仕事中なので、、、ガチャ」
よくこんなやり取りをしていたので、内心は「(実際のところ儲かるのかな?。。。)」なんて思っていました。
そんな時、新宿駅を歩いていたら「年金に対する意識調査アンケートです」と声を掛けられます。
このアンケート、実際は不動産投資のキャッチ。その後、1回1時間の営業を計2回受けてきました。
このブログでは、不動産投資の営業を受けた実体験をお伝えしていきます。
結論からお伝えすると、不動産投資について全く知識のないうちに話を聞いても、時間の無駄。
もし不動産興味に興味がある方は、書籍を読んだり、セミナーに足を運んだりして、自分で投資判断ができるようになってからにしましょう。
知らずに投資を決めると、不動産業者(通称ツーブロックゴリラ)にとって
都合のいいカモになります。
<こんな人に読んでほしい>
- 投資用不動産の営業を受けた人
- 不動産投資始めようか悩んでいる人
Contents
不動産投資のアンケート調査から営業を受けてきた
アンケート調査と称した不動産投資の勧誘
アンケート調査の内容
新宿駅を歩いていると、「アンケート調査を行っています」と声を掛けられました。
アンケート調査の内容は、「国の年金に関する意識調査」です。
実際に聞かれたアンケート調査の内容がこちら。
- 老後にもらう年金に不安はあるか
- 将来に備え金融資産をもっているか
- 年収、貯金はどのくらいあるか
ツーブロックゴリラに声を掛けれれ、5分程度の立ち話でこれらのヒアリングを受けました。
改めて思えば、不動産投資の対象を絞り込むためのヒアリングですね。
- 老後にもらう年金に不安はあるか
→不安があれば対策として不動産投資を提案できる
- 将来に備え金融資産をもっているか
→金融リテラシーがどの程度あるか分かる
- 年収、貯金はどのくらいあるか
→不動産投資の営業対象となるか判断できる
つまりアンケート調査は、不動産投資の営業対象となりうるかの確認作業です。
僕は無事、不動産投資の対象として認定され、後日不動産投資の営業を受けることになりました。
アンケート調査から不動産投資の勧誘
アンケート調査の次は別日に不動産投資の営業
1回目は「不動産投資の説明、メリット、デメリット」
1回目の不動産投資の営業では、不動産投資の概要説明、不動産投資のメリット、デメリットについて説明を受けました。
不動産投資の概要説明
僕が説明を受けた不動産投資の概要説明はこちら
- 金融機関から融資を引く
- 投資用不動産を決めて投資
- 月額返済する借入金と家賃収入の差が利益
この説明を受けたうえで、不動産投資のメリット、デメリットについての説明に移ります。
不動産投資のメリット
- 将来の年金対策になる
- 子供に資産として残せる
- 株式投資よりもリスクが少ない
- 移動費や飲食費を経費計上できる
不動産投資のデメリット
- 入居者がいないと家賃収入がもらえない
不動産投資のメリット、デメリットの説明を受け、更にデメリットの対策として、「家賃保証契約(サブリース)」についても、説明を受けました。
家賃保証契約とは、
「入居者がいなくても、管理会社が不動産を借り上げることで家賃を保証する制度。多少の費用が掛かっても、家賃収入がゼロになることはない」
と説明を受けました。
つまり、家賃保証契約を結べば、入居者がいなくても家賃収入がもらえるので安心!というわけです。
しかし調べてみると、
- 家賃保証契約は定期更新であり、更新ができない場合がある
- 家賃を大家が自分で決められない
こうしたデメリットもしっかりあります。
これらについては、ツーブロックゴリラからの説明はありませんでした。
2回目は「具体的な不動産投資の物件紹介」
2回目は、ツーブロックゴリラが上司を連れきて(上司もツーブロックゴリラ)、具体的な物件の説明、そしてクロージングを受けました。
結論からいうと、僕は申し込みをしませんでした。
僕が営業された物件は、都内ににある新築ワンルームマンションでした。
価格は1,000万~2,000万程度。
融資を数千万引くことにビビッてしまいました。
ツーブロックゴリラからは、
「今決めないと人生は変わらない」
「このような好立地の物件はもうないかも知れない」
などなど、この場で決めさせようとしてきましたが、お断りさせていただきました。
さすがに数回話を聞いただけでは、数千万の投資は決められません。
そして何より、不動産投資の知識がなかった。不動産投資を良いきっかけにはなりましたがカモにはならずに本当によかった。
アンケート調査から不動産投資の営業を受けて分かったこと
業者が儲かるから不動産投資の営業をされる
もし何かしらの営業を受けた際は、業者が介入している理由を考えるべきです。
不動産投資の営業を受けてから、調べてみて驚きました。
不動産投資用の物件として紹介されるのは、
営業する不動産業者が数百万程度の利益を乗せてあなたに営業しています。
少し考えれば当たり前ですが、業者が介入しているのは儲けがでるから。
業者の儲けが出る分、投資利回りは下がります。
業者があなたに営業をしているのは、あなたが特別な人だからではなく、利益がでるからです。
不動産投資に関する知識がなければ投資判断はできない
不動産投資に関する知識がなければ、投資判断はできません。
もし知識がない状態で投資を決めるのであれば、それはただのギャンブルです。
僕が受けた不動産投資は、新築ワンルームマンションでしたが、実際にはマンション以外にも、「戸建」や「アパート」、更に「新築」「中古」など、様々なパターンがあります。
もし不動産投資を検討されるなら、各パターンを学び、投資利回りやリスク分析をしてから投資を検討すべき。
これらをせずに、ただただ投資すれば、それはただのギャンブルです。
不動産投資の営業を受けた実体験のまとめ
- ツーブロックゴリラのアンケート調査は不動産投資の勧誘
- 知識のない状態で不動産投資の営業を聞いても時間の無駄
カモになる可能性が高い - 業者が不動産投資の営業をしてくるのは、業者が儲かるから
決してあなたの将来を考えている訳ではない
投資には、リスクがなく安全なものなどありません。
リスクを下げるためには、投資について学び再現性を高めることが必要です。
何も知らないうちに投資をしたとするなら、それはただのギャンブルです。