・上司に相談ができない
・相談しても話を聞いてもらえない
・相談しても自分で考えろと言われる
・話しかけると怒られてる
だから毎日つらいし、仕事が進まない
僕が社会人になって、辛かったのが上司に気軽に話しかけられなかったことです。社会人になったばかりの人、人事異動で環境が変わる人は、慣れない上司への相談には、苦労しますよね。
僕も社会人になりたての頃、上司に相談するときめちゃくちゃ悩みました。先に書いた悩みは、当時の僕自身の悩みです。毎日こんな状態が続いていれば、話しかけるだけで緊張するし、胃が痛かった。
この記事を読んだあとは、上司へいつ相談するか、どうやって相談すればいいか、分かるようになるはずです。
上司が相談してほしい内容とは何か?
上司は、基本的に相談をしてほしいと思っています。なぜなら、「勝手に仕事を判断されて、あとで責任を取るのが嫌だから」です。そして上司が相談して欲しい内容は、「影響がが大きい」かつ「緊急を要する」内容です。
上司は、あなたより多くの仕事を抱えていますよ。役職が高くなればなるほど、なった人にしかわからない責任や重圧を抱えながら、忙しく仕事をしています。
上司の仕事には、組織のマネジメンも含まれます。そのためチームが効率良く成果を上げるために、部下が悩んで生産性が落ちるのであれば、話を聞いて解決してあげたい。これが上司の内面にある気持ちです。
でも部下はあなただけではありませんよね?だから上司の頭には、「どのくらい影響するか?」「緊急性はあるか?」この2つが常に頭にあり、優先順位をつけています。
そのため、上司に相談する前に「影響度」「緊急度」の2つを考える必要があります。
どちらも高くなければ、上司に相談すべき内容ではなく、まずは自己解決をすべきです。
自己解決をすることは、めちゃくちゃ重要です。なぜなら、問題に対する解決力が上がるから。必要な知識、解決すべき手順、タスクスケジュールなど、自己解決をすることで、解決力は少しずつ向上していきます。
問題が発生したら、成長の機会と捉え、精一杯努力して、スキル向上しちゃいましょう。それでもできなければ、それが相談すべき案件となります。
上司に相談するタイミング
忙しい上司に相談をする場合、このタイミング次第で聞いてくれる時、聞いてくれない時があるはずです。パッと見て、「お、スケジュール空いてるから相談しよう」なんて思ってはダメです。
上司のスケジュールを把握していますか?
取引先への訪問、組織長への報告、苦情対応など、さまざまなスケジュールがあるはずです。上司も自分の責任が重たい仕事をしている中、部下の相談を聞くわけなので、上司のスケジュールも考慮しましょう。
・帰社後や打ち合わせ後も、考えを整理したり指示を出す必要があるから少し時間を空ける
こんな配慮は必要です。
あなたが学生時代にこんな経験はありませんでしたか?
「うるさい!もうでるからね!」なんて言ったことはありませんでしたか?(笑)
もしかしたら、上司にあなたが同じ事をしているかも知れません。
もし急を要する場合は、必ず「外出前に申し訳ありませんが、○○案件で急ぎの対応が必要なため、少しお時間をいただけますか?」と伝え、スケジュールがあるのは分かっているけど、今相談する必用があることを伝えましょう。そうすれば、上司も「俺の状況も考慮してるけど、今話す必要がある」と理解してくれるでしょう。
上司に相談する方法
まず、相談したいポイントを明確にしましょう。
・提案方法の確認
・社内会議の事前確認
この例でも、「進め方」「提案」「社内会議」など、相談ポイントが様々あります。
もし相談ポイントを明確にせず進めた場合、「何を相談したいの?」と上司から指摘されてしまうでしょう。まずは「○×について、確認させてください」と冒頭に伝えましょう。
ここまで読んでいただいた方は「相談って言ってるのに、なんで確認なんだよ!」と思った方がいると思います。
これには理由があります。それは確認点を「自分で考える必要があるから」です。
ありがちなのが、「〇×案件の提案方法に悩んでいるので、相談させてください。」と相談することです。僕にとって、このような相談方法は「上司に考えを委ねてるため、自分の付加価値を出せていない」と思っています。
もちろん、上司も「どうしたらいいと思う?」「あなたならどうする?」など、「あなたの考えをまず知りたい」ので聞い来るはずです。相談をするときは、必ず「自分の考えや意見をもつ」ことを続け、上司に確認してもらうことで、考え方や進め方が身につき、上司の目線に近づくことができるでしょう。
まとめ
上司に相談できない人は「タイミング」と「相談方法」を意識しましょう。そして、相談するときはには、「上司に相談するべきか?」「自分でできないのか?」と考え、行動する癖をつけましょう。
少しづつ、自己解決できることを増やすことで、スキルが向上します。自分ができない部分は、上司の力を借りつつ、できることを増やしていきましょう!