サラリーマン

仕事のやり方が分からないときは、全体を理解してタスクに落とし込もう!

 

やぎ
やぎ

「新入社員として初期配属されたけど、何をすればいいかわからない」

「全く新しい分野の仕事をすることになったけど、どうしたらいいの?」

 

このように初めて仕事をする人、全く新しい分野の仕事をする人の悩みに答えていきます。

 

✔本記事の内容

・なぜ仕事のやり方が分からなくなるのか?
・仕事のやり方が分からない人がやるべき4つの手順

 

この記事を書いている僕は、社会人6年を営業職として過ごしています。

そんな僕が新入社員の初期配属や、営業分野が全く新しい分野で仕事をすることになった際、どうやってきたかを解説していきます。

なぜ仕事のやり方が分からないのか?

初期配属で初めて仕事をする人、新しい分野の仕事を始めるの人が、仕事のやり方が分からないことは、当たり前です。やったことがないんですから。笑

そんなこと言っても、配属されたら結果を出すことが求められます。

ではなぜ、初めて仕事をする人、新しい分野で仕事をする人は仕事のやり方が分からないのか。それは、今の仕事の理由が分からないから。もう少し大きくいうと会社が向かうべき方向が分かっていないからではないでしょうか。

 

初めての仕事、慣れない仕事を始めるときにぶち当たるのが、「何をしたらいいかわからない」状態です。

 

新しいチームに配属されて、上司や先輩から「よろしく頼むな!」なんて言われて、具体的な指示をもらえていない。

 

「え?俺何したらいいんだよ・・・?」

 

僕の社会人は、この状態から始まりました。めっちゃきつかった。先輩たちは、黙々と忙しそうに働く中、僕自身はいまいちやることがはっきりしない。

 

それは目の前に与えられた仕事の意味が分かっていないからでした。ただ目の前の仕事を取り組むだけでは、ただの作業者になってしまいます。そうならないためには、会社の進む方向、つまり経営理念や長期的な計画から、今の自分がすべき仕事を理解する必要があります。

 

仕事のやり方が分からない人がやるべき4つの手順

仕事のやり方が分からない人は、この4つの手順を理解し、取り組むことで仕事のやり方が見えてくるはずです。

✔仕事のやり方が分からない人がやるべき4つの手順

・経営理念、中期経営計画を理解する
・中期経営計画から組織の年間目標を理解する
・年間目標から月次、週次の目標を定める
・日々のタスクに落とし込む

 

結論から言うと、仕事は全体を理解したうえで、日々のタスクに落とし込むことです。なぜなら目の前の仕事だけに着目して取り組むのは、ただの作業者だから。それでは、ストレス度合いは違えど、アルバイトと同じ。

そうならないためにも、目の前の仕事の意味を考えられるようになりましょう。

 

・経営理念、中期経営計画を理解する

あなたが働く企業の経営理念を言えますか?分からない人はすぐに企業ホームページを調べてください。経営理念は、企業活動を行ううえで基本となる考え方です。そして中長期的に「企業のあるべき姿」を定めているのが中期経営計画です。

多くの企業が3~5年の周期で定めています。上場している企業は、株式向けのIRに記載されています。この経営理念や中期経営計画を理解することで、企業活動の基本的な考え方や、数年間の間に目指す姿を理解できます。

・経営計画を理解したうえで、組織の年間目標を理解する

あなたは、組織の年間目標(事業計画)を分かりますか?わかならい人は、配属されたときの資料を確認したり、上司に聞いてください。ここまで話せば、もうくどいかも知れませんが、組織の年間計画は中期経営計画を年間単位に分割しています。

僕は配属されてすぐに、組織の年間目標を渡されました。正直、唐突に感じてしまい「え?なんでおれがこれやる必要あるの?」と思ってしまったのを覚えています。

もし当時の僕が、「この目標はどうやって設定されたのだろう?」と考えることができれば、日々の仕事で出せるアウトプットも変わったはずです。

・年間目標から、月次、週次の目標を定める

ようやく年間が分かったので、次は月次、週次の目標を理解していきます。組織によっては、当たり前のこととして、細かく定めていない場合もあるかも知れません。しかし、日々考えるべきは、この月次、週次の目標であり、「進捗はどうなのか?」「遅れているならリカバリー策はどのようなことが考えられるのか?」など、進捗を常に管理する必要があります。もしあなたが営業職の場合は、毎日必ずこの数字を頭に入れて、行動する必要があります。

・日々のタスクに落とし込む

ここまできて、ようやく「今日は何をする必要があるのか?」と、今やるべき仕事を考える必要が出てきます。ここまで読んでいただければもうお分かりだと思いますが、全体像を理解せずに日々の仕事に取り組むのは、ただの作業です。年間、月次、週次の目標を理解し、達成するために、今日はどんな行動をとるべきなのか?考えてみてください。

もしあなたが営業職の場合は、達成するために、「ドアオープン」「提案」「クロージング」「受注」と、工程ごとに分解して、日々PDCAを回す必要があります。

まとめ

ここまで読んでくださった方は、もしかしたら「いや、当たり前でしょ?」と思うかもしれません。でもこの「当たり前」をやっている人は、あなたの周りにいますか?組織が大きければ多いほど、この「当たり前」をやっていない人が多くいます。

経営理念が変わることはほぼありませんが、「中期経営計画」は数年ごとに更新されています。もしあなたの周りが「当たり前」をやっていないならチャンスです。当たり前をしっかりこなし、少しずつ周りと差をつけましょう。