サラリーマンスキル

【年末の振り返り】未来視点からも振り返ろう

今年も残すところあとわずか。

年末になると、多くのビジネスマンの方々が、「今年1年の振り返り」をされますよね?あなたは終わりましたか?

終わった方もちょっと待って下さい。「いつ」から振り返りをしましたか?

そりゃあ、年末に振り返るんだから、今年1年分でしょう。当たり前です。笑でももう少し長い期間の振り返りをしてみませんか?

未来視点からの振り返りのすすめ

今年1年を振り返って見て、どんな事が見えてきましたか?振り返ると、成果と問題が見えてきます。成果は自分を褒めつつ、問題を見える化し来年の目標設定するのは素晴らしいことです。

よし、今年できなかったことは、来年また頑張ろう!目標はこれだ!

振り返りをする真面目な人ほど、振り返りをされますよね。でも毎年の同じような結果になっていませんか?もし心当たりがある方は、未来視点から振り返りもして見ましょう。

未来視点からも振り返る

振り返りを終えた方は、ぜひ1年後、3年後、5年後をイメージして、同じ振り返りをやってみて下さい。理由は未来視点から振り返りをすることで、「未来の解像度がめちゃくちゃ高くなるから」です。大切なのは目標設定ではなく、プロセスをどれだけ具体的に考えられるかが、目標達成に大きく影響します。

 

TOEIC730点を目指すAさん、Bさんの例

例えばTOEIC730点を目指すAさん、Bさんがいたとします。

年末の振り返りをしたAさん

今年は英語の勉強があまりできなかった。

だから来年こそ、TOEIC 730点を取得し海外駐在の実現に向けて頑張りたい。

だから730点取得に向け、1日2時間は勉強することにしよう!

 

 

 

 

未来視点から振り返りもしたBさん

 

内容TOEIC730点を取得した。

そのためには単語、文法、リスニング、長文読解、想定問題集をやる必要があった。

残された時間は6ヶ月。

逆算すると2カ月は想定問題集と復習に確保、2ヶ月でリスニングと長文、2カ月で単語と分母をマスターする必要があった。

平日に1時間、土日に5時間の勉強時間を確保するのが無理のないスケジュールだったので、平日20時間、土日100時間の計120時間が1カ月当たりに使える時間であった。

そのためにしたことは…

 

 

どちらがTOEIC 730点を取得出来たと思いますか?

Aさんは、点数目標、そのために1日2時間勉強する行動目標を設定していますが、プロセスがありません。

一方Bさんはどうでしょう?

未来視点から振り返ることで、目標ではなくプロセスの解像度がめちゃくちゃ高くありませんか?目標ではなく、大切なプロセスが具体的にイメージできています。

 

まとめ

今年はあなたにとって、どんな1年でしたか?ある方からこんな話を聞きました。

過去の積み上げから今のあなたを作るのではない。未来のあなた自身がが今のあなたを作っている。

未来の解像度を高め、未来の自分を一緒に目指しませんか?そのために、この「未来視点の振り返り」はめっちゃ大切です。年明けなんて甘いこと言わず、明日から年末にかけて、未来視点からの振り返りもやってみましょう!