サラリーマン

仕事を辞めたい理由が「人間関係」なら同じことがまた起きるかも。

「この仕事は自分に向いていないかもしれない」

社会人になれば、誰でも一度はこんな思いをしたことがあるはず。でもちょっと待ってください。

 

「あなたが仕事を辞めたいと思った理由はなんですか?」

 

もし「人間関係」を理由に仕事を辞めたいなら、少し高い場所から今の自分を見つめなおすことをおすすめします。

 

1、人間関係の悩みは必ずどこにでもある

1-1、仕事を辞めたい理由が「人間関係」

もし仕事を辞めたい理由が「人間関係」なら、もう一度考えてください。

なぜなら「人間関係の悩みは必ずどこに行ってもあるから」。

 

サラリーマンとして働いているなら、いつになったら人間関係の悩みから解放されるでしょうか?

課長になったら?部長になったら?

 

サラリーマンである限りは、社長になるまでずっと人間関係の悩みは付いて回ります。

 

「それなら社長を目指して、最速の出世を目指してみよう!」

 

でもちょっと待ってください。もし社長になれれば、人間関係のストレスからは解放されますか?

親会社や株主、取引先などこれまで社内の人間関係で感じていた感じていたストレスとは比べもにならない重圧があるでしょう。

 

サラリーマンとして働く限り、人間関係の悩みが尽きることはまずないでしょう。

つまり、もし辞める理由が「人間関係」なら、それは再びあなたが仕事を辞める理由になってしまいます。

 

1-2、人間関係を理由に仕事を辞めてはいけないの?

仕事を辞めたい理由が「人間関係」だったとしても、すぐにやめた方がいい人はいると思っています。

 

「それは組織が根本からダメな場合」

 

もしあなたと同じように「人間関係が悪いから仕事を辞めたい」と考える人が多い職場で働く人は、すぐに退職届を出してください。

 

組織が根本からダメな場合は、下っ端のあなたがいくら頑張って働いたとしても、きっと改善されることはありません。

 

「毎日職場のあちこちで怒鳴られている」

「毎月のように行方不明になる人がいる」

 

こんな職場にいる人は、あなたの心と体を守るために逃げてあげてください。

 

1-3、あなたの人間関係の悩みは、仕事を辞める理由にならないかも

一方であなたが考える人間関係の悩みを、仕事を辞める理由にならない人もいます。

 

それは人間関係の悩みを抱えるのが、「特定の人からの攻撃」による場合や、あなただけが人間関係の悩みを抱えている場合です。

 

サラリーマンであれば、うまくいく人間関係もあれば、うまくいかない人間関係もあるでしょう。もしうまくいかない人間関係であったとしても、その人間関係はいつまで続きますか?

数年経てば部署異動や転勤などがあり、ずっと同じ人間関係の中にいる人はむしろ少ないのではないでしょうか。

 

規模の小さい会社で働く場合は、部署移動や転勤がない可能性もあります。

しかしそのような場合を除けば、多くのサラリーマンは今悩む人間関係がずっと続くにとの方が珍しいはずです。

 

一時の感情に流されず、少し視野を遠くに向けて、今自分がいる場所を確認してみましょう。