読書レビュー

【PDCA】「鬼速PDCA」から教わる悩みのなくし方

みなさんはどんな悩みを抱えていますか?このブログを読まれている方は、仕事、家族、恋人など色々な悩みを抱えていると思います。

僕は曲がったことが嫌いな頑固な性格のため、「自分自身のキャリア」や「彼との関係」、「お金」「家族」など、必要以上に考えてしまい、一度考えだすと止まらなくなります。でも「悩みは生きている証だと思うし、生きているから悩むんだ」なんて思っています。この考え方は今も変わりませんが、「でもやっぱり、悩みむのは大変」という思いが正直なところ。

 

「全ての悩みを解決する必要がある」とは僕は思いませんし、解決できる悩みも限られています。だって、自分以外の誰かを変えるのは難しい事ですから。でも「自分を変えること」で解決できる悩みもあると思うんです。

 

例えば、僕は「魅力を感じなくなった」と言われ、結婚が白紙になりました。

でも単純に「魅力を上げればいいんだ」とも思いました。

 

こうやって分に矛先を向けることができれば、「解決できる悩み」に変化します。

もしあなたが「悩みを少しでも解決したい」と思っているのであれば、このブログがお役立ちできるかもしれません。

 

悩みはどんなときに生まれるの?

僕は「自分で考えても答えが見つからない状態」が悩みだと思っています。

年末年始の振り返りをする際、PDCAを勉強したくて読んでいた「鬼束PDCA」に悩みついて、ヒントがありました。そこではこんな言葉で述べられています。

人間である限り、感情の浮き沈みもあれば、不測の事態に直面したときにパニックになったり精神的に落ち込んでしまったりすることもある。(鬼速PDCAより)

またその解決方法がPDCAであると述べられてます。

その時にすぐに上を向いて、歩みを続ける原動力となるのがPDCAだと思っている。

人が不安や疑問を感じ、歩みを止めてしまう原因は3つしかない。

・「自分はどこへ向かおうとしているのか?」(ゴールが見えない)

・「果たして今の努力は意味があるのだろうか?」(道が見えない)

・「この方法のまま続けていていいのだろうか?」(手段が見えない)

(鬼速PDCAより)

つまり、この3つが曖昧だと考えられない状態=悩みがある状態になってしまうんですね。逆に言えば、ゴール設定ができて、進むべき道が明確で、ゴールまでの手段がわかれば、悩みをなくす(軽減させる)ことが可能になるんです。もちろん、人間関係や恋愛など数値化しにくい内容は簡単に解決できるものではありませんし、自分以外の誰かを変えることは簡単ではありません。そもそも人間関係の改善にPDCAを用いることが適切ではないと言われるかも知れません。

でも、「彼女から結婚を白紙にしたい」と言われ悩んだ僕でも、参考になったのでお伝えします。

 

悩みを無くすためにPDCAを回し続けよう!

ではどうすれば、悩みの原因となる3つ(ゴール、進む道、手段)を明確に出来るのか。それはPDCAを回し続けることです。重要なのがPDCAを「回す」のではなく、「回し続ける」ことです。

皆さんはPDCAをご存知ですか?

そうです、新入社員研修などで言われるあれです。Plan、DO、Check、Actionです。良くこんな図で表されてますよね。

 

僕はコンサルタントでも、製造業でもない一般の営業職であることもあり、強くPDCAを意識してはいませんでした。意識するのは、リーマンとしては半期ごとの業績査定の振り替えくらい。個人としては年末年始にやるかどうかくらいです。

でも、先ほどの悩みはPDCAサイクルを回し続けることで、悩みをなくす(減らす)2つのメリットがあると知りました。

・自分でゴールを設定し、行動し、振り返るため、「悩んでどうしたらいい状態」に陥らない(=やるべきことが明確になる。少なくとも考えられる)
・PDCAサイクルを回し続けることで、課題がブラッシュアップされ、深く考えるべき内容が分かる

悩んでどうしたらいいか分からないときって、「経験したことがなくて対処の仕方が分からない状態」なんですよね。でも経験したことのない問題も乗り越えなくちゃならない。そのためには「ゴール(仮設)を設定」必要があるんです。僕もそうでしたが、人間関係でも、仕事でも、問題は唐突に起きるので「ゴール(仮設)がない状態」って、意外に多いんです。だから「ゴール(仮設)を設定」してあげことで、「悩んでどうしたらいい状態」に進むべき道を示してあげる。そうすれば、自然と手段は考えられるはずです。そしてゴール(仮設)があれば、自ずと進む道が分かり、手段も見えてきます。

 

過去の僕(結婚を白紙にしたいと言われる)を例に挙げ考える

〇PDCA無し

・結婚を白紙にしたいと言われた
→ショックでどうしたらいいかわからない、何も手につかない
→色々な人に会う、自分を客観視してもらう
→気持ちが落ち着く、彼女と向き合えるようになる

結果、気持ちを立て直すのに数か月かかりました。結果論のため必ずこうだったとは言えませんが、もしPDCAを普段から意識していれば少し違ったかもしれません。

 

〇PDCA有り

・結婚を白紙にしたいと言われた
→自分はなんでこんなにショックなんだ?どんな状態が幸せなんだろう?
→彼女のこともあるけど、自分が幸せな状態(=ゴール設定)を考えてみよう
→自分の幸せを「経済基盤の構築をし、行動を自分で決められる状態」としよう
→そのために何ができるのだろう?何をしなくちゃいけないの?

この場合は、問題(結婚が白紙になる)が発生した際にゴール設定をしていますが、普段からゴール設定をすることで、悩んだ時に進む道、やるべき手段が明確になります。

 

更に悩むことで僕が自己嫌悪になったのは、「悩んでも解決せず時間だけ浪費する状態」でした。でもPDCAを回し続けると、課題が明確になり「考えるべきこと」が分かるようになり、悩みすぎて時間を浪費することがなくなりました。

 

PDCAを回し続ける癖をつけよう!

あなたは、日常生活で悩みはありますか?そして、それは解決できる悩みですか?会社や家族、恋人との人間関係にもし悩んでいる方は、辛いですがまず矛先を自分に向けてみましょう。自分以外の誰かを変えることは難しいですが、自分は変えられます。そして悩みの原因である3つ(ゴール設定、進む道、手段)を明確にするためにPDCAを回し続けましょう。

 人の感情はいとも簡単に揺れ動く 。そしてそれは仕事のパフォ ーマンスにも顕著に表れる 。~中略~
 しかし 、普段から P D C Aを回していれば自信がみなぎっているので常にモチベ ーションは高い 。毎朝起きるときも 「よし 、今日も前に進むぞ ! 」と思える 。ゴ ールも筋道も手段も明確だから迷いは一切ない 。(鬼速PDCAより)

人は生きる限り悩み続けます。僕のような悩みやすい人間こそ、PDCAを意識してゴールを見失わないことが大切です。PDCAを身につけ、悩みをなくしましょう。

 

最後までありがとうございました。
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