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怪しい「人生戦略セミナー」に参加した感想と要点まとめ

悩み
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人生戦略セミナーに誘われた。
怪しそうだけど実際はどんな雰囲気なの?

このブログでは、怪しい「人生戦略セミナー」に参加した感想と要点について、お伝えをしていきます。

2019年7月に出会った友人から、おすすめのセミナーがあると誘われ、「人生戦略セミナー」へ行ってきました。

セミナー名からも怪しさが満載です。

怪しいとは思いつつも、セミナーを受講してきたので、人生戦略セミナーの感想と要点について、解説をしていきます。

結論としては、「怪しい商材を販売される訳でもない。気になる人は参加してほしい」です。

僕自身は勉強になる内容が多く、楽しく時間を過ごすことができました。

★こんな人に読んでほしい★

  • 人生戦略セミナーに誘われた人
  • 人生戦略セミナーに行こうか迷っている人

人生戦略セミナーが怪しいと思った理由は「招待制」だから

人生戦略セミナーは完全招待生。申し込みフォームには、誰からの招待なのか記載する必要があります。招待者は過去に参加した人ならだれでもOK。

招待生を取っている理由は、「参加者の質を保つ」ため。

これにより、ネットワークビジネスを想像してしまいました。

完全招待制によりどこまで参加者の質を保つことができるのかは不明ですが、この集客方法が怪しいというもっともな理由です。

怪しい「人生戦略セミナー」の概要

講師の細金恒希氏について

講師の細金恒希氏は、

  • 20歳で世界一周旅行を経験
  • 20代前半で新卒採用のコンサル会社を企業し売却
  • やりたいことが分からなくなり2度目の世界一周旅行
  • 飲食店やコミュニティ運営を実施

セミナー中は時間の都合もあって、口頭説明だけでしたが、本当ならすごい実業家です。

そんな細金さんは、「楽しく生きる大人を1人でも多くする」というビジョンのもと、社会人を対象にした啓蒙活動を行っています。

小学6年生でもわかるようにセミナーを行う。それが人生戦略セミナーです。

人生戦略セミナーの概要

人生戦略セミナーは、毎月1回、計8年間にわたって継続して行われているセミナーです。累計の受講者は、約2万5千人以上。

人生戦略セミナーが誕生したきっかけは、細金氏が大学の同窓会で出会った友人との再会。

学生時代は友人たちとやりたいことや、実現したいことについて毎日話していた。それなのに、30歳近くになって出会うと、みんな口をそろえて「やりたいことが分からない」と言う。

会社員をやっていていると、「会社が求めていること」と「自分のやりたいこと」の境界線が分からなくなるんですよね。これは僕自身も同じ。

会社員は決められた目標に対し、達成に向けて取り組む。自分のやりたいことは、基本的に聞いてくれません。この生活が続いて、気が付くと「やりたいことの分からない人」に代わってしまうんです。

こうした友人を見た細金氏が、「やりたいことをやったら?」というシンプルな理由で始めたのが、人生戦略セミナーです。

人生戦略セミナーの当日受けたセミナー内容

前半は経済の話

前半は経済の話が中心。日本の現状を分かりやすい例をもちいて説明をしていました。

大学で経済学の講義では、ミクロ経済やマクロ経済、○○曲線や・・・などの、聞いても良く分からない難しい言葉が多かったですが、細金さんの話はちょっと違う。

前半のポイントは以下の3つ。

  • 過去50年間で資本主義のルールが変わった
  • ルールが変わっているのに気が付かない人が多い
  • ルールの捉え方と成果の出し方

これらについて、セミナー受講者へ質問を投げて笑いを取りつつ、マンガやスポーツに例えて、分かりやすく説明をしてくれました。

このポイント3つについて、もう少し詳しく説明します!

過去50年間では、1997年を境に資本主義のルールが変わった

資本主義が本格的に導入されたのが、戦争が終わった1945年。

ここから1989年までは、日経平均が右肩上がりに上昇。戦後の株式再開当初は、日経平均が1,000円を下回る中、1989年には史上最高値「3万8957円44銭」まで上昇しました。

これまでは良い大学に入り、良い企業に就職する。そうすればいい暮らしができる。こうした価値観が一般的でした。

しかし、ここからルールが変わり始めます。

  • 1997年の山一証券経営破綻
  • 2007年の日本航空経営破綻
  • 2008年のリーマンショック

1989年のバブル崩壊を機に、日本全体が成長するサイクルが終わります。

ルールが変わっているのに気が付かない人が多い

資本主義経済の中で生きる僕らにとっては、こうした資本主義の大枠が変動していることに対しては、知ってはいるもののどこか他人事だと思っている。

他人事だと思っているから、情報も入ってきにくい。だから関心を持って、想像をしてみる。

会社員として働いていると、会社という船が多きな舵取りをしてくれるため、どちらに進むべきか、自分自身で意思決定をする必要がない。だから必要のない情報は入ってこない。

こころ当たりのある人が多いはず。

自分の生きる世界のルールには敏感に反応して、ルールに沿って戦う必要がある。だから関心を持って、想像する。

僕自身、はっとさせられたメッセージでした。

ルールの捉え方と成果の出し方

ルールが変わっている中で、どのように成果を出すのか。

細金氏は以下3つについて述べていました。

  1. 全体像をつかむ
  2. シェアの概念を活用する
  3. 差を使う

興味のある方は、セミナーへ行って聞いてみてください。

後半は船長が航海するための緯度と経度

後半は自分自身が人生の船長となり、どうやって航海を進めて行けばいいのかについて、話されていました。

細金氏の経験や、過去のセミナー受講生の例が紹介をされていました。

ポイントは次の2つ。

  1. やりたいこと(目標)を決める
  2. 設定した目標をより具体的に明確にする

特に印象に残ったのが、次のフレーズです。

イメージが先、現実は後からやってくる。

この考え方は普段気が付きにくい、大切な考え方ですよね。言われればわかる人も多いはず。現状を何か変えたい人は、まずはイメージをする。具体的に明確に。まずはここからですね。

人生戦略セミナーはおすすめです

人生戦略セミナーは、僕は受講して勉強になる部分が多かったです。

このセミナー中は、何かの商材紹介があったりすることはなく、あくまで細金氏の活動にもとづく講演会の位置付けです。

招待制のため全員が参加できるわけではありませんが、参加するか迷っている方は、心配せずに行ってみてください!