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地方転勤で車が必要か判断するための4つの質問

悩み
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会社から地方転勤の辞令を渡された

やっぱり地方は車が必要なの?

 

このブログでは、地方転勤の辞令を渡された人が車が必要か判断するための4つの質問を解説していきます。

 

僕は社会人になってから、約4年間を地方で過ごしました。

 

そこは高校を卒業して、地元で生活する人はみんなが車を持つ地域。

一家に一台以上は車があるのが当たり前。

 

僕は社会人の初めのキャリアを地方で過ごしましたが、とても充実させることができました。

その理由の1つは、車を持っていたから。

 

「車が便利なのは知ってるよ!」

「でも、そうは言ってもお金かかるじゃん。」

 

このブログでは、4年間の地方経験をした僕が、「地方転勤になったら、車は本当に必要なのか」という疑問について、4つの質問から解説します。

 

この4つの質問に答えることで、本当に車が必要か分かります。

まずはやってみてください!

 

★こんな人に読んでほしい★

  • 地方転勤が決まったけど、車を持っていない人
  • 転勤があるけど、地方にいるから車を買おうか迷ってる人

 

「地方転勤で車が必要か」決めるための4つの質問

車を買うか決めるためには、次4つの質問に答えてください。

  1. 一緒に住む家族がいるか?
  2. 行動範囲は広いか?
  3. 頻度はどのくらいか?
  4. 地方勤務の年数は4年以上か?

 

ここからは①~④について、順を追って解説していきます。

 

①一緒に住む家族がいるか?

一緒に住む家族が「いる」

まず、考えるべきは「世帯構成」です。「独身」なのか、「家族」がいるのか。

 

奥さんや子供がいる人が車を購入しない理由はないと思っています。なぜなら車を購入することで、得られるメリットが大きいから。

 

移動の自由、手軽さ、ストレスの少なさ。家族がいれば、大切な家族と一緒の時間を過ごすためのツールとして、車は最適です。

 

一緒に住む家族が「いない」

もし独身であれば、一度車の購入を考えてもいいかも知れません。

独身の場合、これから結婚や子育てでお金が必要となります。

 

車を購入して得られるメリットとコストを比較し、必要な投資なのか判断が必要です。

 

②行動範囲はどの程度か?

行動範囲が「広い」

移動する行動範囲が広い人は、車を購入することで得られるメリットが多いでしょう。

  • アウトドアや旅行が好きな人
  • 休日には出歩くのが好きな人

 

そんな人は、せっかくの地方転勤を楽しむためにも、購入をお勧めします。

僕はキャンプ、スノーボード、釣りなどのアウトドアが大好きで、車を購入することであちこち行くことができました。

 

結果、めちゃくちゃ楽しかったです。

もし都内から地方へ行きアウトドアを楽しむには、移動費、そして移動時間が掛かります。

 

これも含め、車の購入を検討してください。

 

行動範囲が「狭い」

行動範囲が自宅周辺など狭い人は、車の購入費用、維持費用を考えましょう。

 

車の維持費用は普通車の場合、ガソリン代や消耗品代を除いても、自家用車なら月々2万円程度の維持費が掛かります。年間で考えれば約24万円。

 

もし平日に近所のスーパーなどへ買い物へ行くだけなら、タクシーの方が安い。

1回2千円のタクシーを使っても、毎月10回以下に抑えれば、タクシーの方がお得です。

 

③頻度はどの程度か?

頻度が「多い」

もし通勤手段として、自家用車が必須の場合は、毎日使わざる負えないため、選択の余地はありません。

 

でも、地方転勤を言い渡されて、わざわざ車がないと通勤できない場所を居住地に選択する人はいないですよね?

 

土日以外も習いごとのため車を使いたいなど、明確な理由がないと頻度が多くなることはあまりないでしょう。

 

頻度が「少ない」

通勤に車を使わないサラリーマンが車を使う頻度を考えれば、せいぜい週末です

 

「②行動範囲はどの程度か?」でもすでにお伝えしていますが、車は購入費用を除いても、維持費用だけで月々約2万円、年間で24万円程度の維持費がかかります。

 

もし1回2千円のタクシーを使えば、月10回までならタクシーの方が安上がり。

頻度はどの程度か、よく確認してみましょう。

 

④地方勤務の期間は4年以上か?

地方勤務の期間は「4年以上」

地方勤務のある企業の方は、周りの方が何年スパンで異動しているか、だいたいの予測がつくと思います。

 

もし4年以上であれば、前向きに購入の検討をすべき。

その場合、30万円程度の中古車購入がおすすめです。

 

新車を購入した場合、乗った瞬間に「中古車」になります。

それだけで、2~3割程度の価値がなくなる。

 

30万円を4年間(48ヵ月)で考えれば、2.6万円(約0.6万円/月+維持費約2万円)で済ませることができます。

 

この程度のラインが、地方勤務の期間に購入を検討すべきラインでしょう。

 

地方勤務の期間は「4年未満」

実際は3年未満の方が多いのではないでしょうか。

 

もし3年未満の周期で、首都圏や地方都市への異動がある方は、費用対効果をよく考えてみてください。

 

僕が地方転勤で車が必要だった理由

僕が初めて配属された場所は地方でしたが、車があったおかげで、4年間を非常に楽しく過ごすことができました。

 

車があったからできたことは、こんなところ。

  • ボードや釣り、キャンプなどのアウトドア(自然いっぱいで最高)
  • 旅行(地方は温泉の宝庫なので毎週末温泉へ行ってました)
  • デート(地方は車がないと相手にされません)
  • 週末の買い物

 

たまには車を持っていない会社の同僚を乗せることもありましが、車があることで「人の時間に左右される」ストレスはありませんでした。

 

車が必要な時、その都度誰かに「乗せて~」なんて頼むのは面倒ですよね。

 

また僕はコンパクトカーを購入したため、「カッコよさ」や「ステータス」を求めていたわけではありません。「移動範囲を広げる」や「移動ストレスを減らす」のためにお金を払いました。

 

上記4つの質問に答えることで、「地方転勤」の際に車が必要か分かることはもちろんですが、あなたが「車に何を求めているか」についても、明確になるはずです。

 

地方転勤で車が不要だった人

一方、地方転勤になって車を持っていない同僚もいました。

  • 週末は首都圏の自宅へ帰宅(地方にいたくない)
  • 休みの日は勉強、読書、動画をひたすら見る
  • 同僚の車を活用

 

こんな人が多かったです。

毎週末に首都圏へ帰宅する人は、車関連の費用はない分、移動費に相当お金を支払ってました。

 

また同僚の車を活用する人は、費用は少ないかも知れません。

しかし「人の時間に左右される」ストレスは大きいです。

 

まとめ

地方に住む人にとって、車を持っているのは当たり前。

だから地方へ行くと、車は生活必需品のように思えてくる。

 

でも上記4つを考えることで、車を持つことが本当に必要なのか、感情に流されず判断ができます。

 

車を維持するだけでも、普通車なら年間約20万程度かかります。

4つの質問に答え判断し、なぜ車が必要なのか明確にしてみてください。

 

せっかくの地方転勤。

ぜひ楽しい地方勤務期間を過ごしてください!